モビットの事前審査に合格で本審査が否決されることってあるの?
私は先日モビットのお借入診断をした結果、融資が可能と判断されたのでローンを申し込みました。しかし、正式な審査の結果では申し込みは否決され借入れできなくなりました。モビットでは事前審査に合格しても本審査で否決されることはよくあるのでしょうか。私だけが特殊なケースなのでしょうか。
簡易な借入診断と本審査の結果では違う結果が出ることもあります
モビットをはじめ大手消費者金融などでは自社サイトに消費者が借入れできるかを確認できる「お借入診断」というような簡易な審査システムを設けているところがあります。この簡易な審査は少ない質問数で審査結果が得られるので消費者は手軽に利用でき便利である反面、質問数が多い本審査の結果と異なることもあります。そのため、前者で審査に合格、本審査で不合格という事態の発生も不思議なことではないのです。
モビットのサイトには「お借入診断」という融資を受けられるどうかを消費者が申込み前に診断できるシステムが設けられています。入力項目は、生年月日、税込みの年収、現在の他社における借入金額の3つとなっていて、これらを入力すれば即座に借入れの可能性が判定されるようになっています。
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消費者の心理としては、申し込むのであれば審査に合格したいと思うのは当然であり、逆に合格できる可能性が低いならわざわざ個人情報を提出してまで申し込みはしないでしょう。そのため、こうした診断システムは申込者が事前に契約の可能性を把握できるので、申込者にとっては価値のあるものといえそうです。
一方、モビットにとってはこうした診断システムを用意することで、消費者ニーズに応えるとともに申込みに迷っている人の背中を押す効果もあると考えられます。審査自体や審査結果を気にして申込みの決心がなかなかつかない人に「仮の審査の合格」を与えることができれば、ローン申込みの決心を促すことも期待できるのではないでしょうか。
しかし、この診断で借入れ不可という結果がでれば、あえて申し込む消費者は少ないでしょう。そのため、最初から本審査レベルのシビアな診断システムにしていないとも考えられます。また、なんといっても信用状況に関する診断はお借入診断には含まれないので、本審査の内容と大きな差があるといわざるを得ません。したがって、お借入診断で合格しても、本審査で落ちることは珍しいことでないと認識していいのではないでしょうか。
収入面が比較的良くても、クレジットカード、オートローンや他の金融会社のローンで返済の遅延の繰り返し、長期の返済の遅れなどがあれば、信用に値しない人と評価され本審査で承認されないこともあるのです。そういう可能性もあるので、事前診断や本審査を受ける前に信用面の状況も自分なりにチェックしてみてはどうでしょうか。
【参考ページ】
モビットの審査に通るための条件を知りたい方はこちらへ
モビットの本審査の否決が心配なときには事前審査が便利
三井住友銀行グループのモビットは、WEB完結申込みがあることで有名です。これは、申込みから利用開始までの全てをインターネットで完結するというものです。電話連絡と勤務先への電話連絡がないのが大きな特長です。審査結果はメールで通知されます。周囲にキャッシングの利用を知られたくないという心理に配慮したサービスとなっています。
WEB完結型のキャッシングが可能となる条件は、社会保険証か組合保険証を持っていることです。注意が必要なのは、国保(国民健康保険証)についてです。国民健康保険証は身分証明書としては使えるのですが、WEB完結型の申込みには使えないようです。
また、WEB完結型では、カードの発行がなく、振込で口座に入金されます。そのときの口座は三井住友銀行あるいは三菱東京UFJ銀行の口座に限られます。そして、収入証明書として給与明細書、源泉徴収票、税額通知書等が必要となり、身分証明書として運転免許証やパスポート等が必要となるのは他の申込み方法と共通しています。
WEB完結型以外の申込み方法では、PC、モバイル、電話、ローン申込機による方法があります。モビットには店舗がなく、ATMを利用して借り入れと返済を行います。インターネットや電話からあらかじめ申し込んでおき、ローン申込機でカードの発行を受けるのが迅速で、当日発行も可能です。ローン申込機は主要な駅前に多く設置されており、モビット公式サイトから設置場所を検索できます。21時まで利用できるところもありますが、設置場所によって異なるので、前もって利用時間を調べておくのがポイントです。
送られてくる郵便物が気になってしまうところですが、返済の領収書の郵送が不要な場合は停止が可能です。ATMや振込による借り入れの明細書は発行され郵送されます。その際の差出人名はモビットの会社名は使わずにMCセンターと表記されます。モビットの公式サイトでは、数項目の入力でごく短時間で結果がわかる事前審査を受けることができます。本審査の否決が心配な場合に、だいたいの予想をつけることができるので便利です。