UFJモビットでも増額って可能なんでしょうか?

30代の会社員の男性です。先日、メインバンクであるUFJに行ったところ、モビットの案内書の他に、もうひとつUFJモビットの案内書が置いてあったんです。モビットは知っていたのですが、「UFJモビットってなんだろう…?」と思ってその案内書を家に持ち帰って読んでみたんです。

次回にお金を借りるならモビットと思っていたのですが、UFJモビットでもいいかなあ~って思い始めているんです。ところでUFJモビットでも増額は可能なんですよね?

また、モビットとUFJモビットとの違いがあれば教えて欲しいのです。よろしくお願いします。

UFJモビットでも増額できますよ

そうなのですか…わかりました。では、まず最初にモビットとUFJモビットについて言及します。結論から先に言えば、モビットもUFJモビットも同じものと考えてよいでしょう。

が、厳密に言うと、やや違いはあります。たとえば、モビットはUFJが50%出資している銀行系の消費者金融であり、モビットのATMと提携先のATMでお金を借りることができます。

そして、モビットはUFJグループの一員ゆえにUFJの銀行でもモビットの案内書が置いてあるのです。他方、UFJモビットは、2002年から融資を開始したUFJ直属のカードローンなんです。

つまり、UFJの金融商品であり、モビットと提携した(モビットが保証会社になっている)ことで「UFJモビット」という名称になったようです。一方で、融資内容のスペックを見ますと、融資額は最大で300万円(?)、金利については実質年率で100万円以下の場合は18%、100万円~300万円では年15%と、まったく同じものとなっているようですね。

返済方法も、ともに残高スライドリボ払いとなります。他方で、モビットの場合は借り入れも返済も1枚の専用カードでOKですが、UFJモビットの場合には、借り入れと随時返済用のカードと毎月の返済用の普通預金カードの2枚が送られ、この2枚のカードを使い分けるといったかたちになるみたいです。

さて、問題の増額についてですが、モビットでも増額可能なのでUFJモビットの場合も増額は可能と考えるのが妥当な線だと思いますよ。また、増額についてですが、これもモビットの増額条件に準じるものと考えてよいでしょう。

返済に関しては過去に一度も遅延や滞納の無いことが条件になると言ってよいでしょう。つまり、モビットあるいはUFJモビットで増額可能となるためには、モビット側にとって優良顧客であることが必要なのです。

そして、優良顧客とは、モビットにとって返済能力についても、信用力に関してもなんら問題が無いと言うことになるのです。それゆえ、UFJモビットとしては、増額に応じることができると言う訳なのです。

さらに言えば、年収の上積みも増額お条件となるでしょう。そのため増額審査においては収入証明書の提出が必須となっているのです。

UFJモビット増額に申し込んで増額してもらうには

UFJモビットは三菱東京UFJが50%出資している会社です。UFJモビット増額に申し込むには自信の収入がどれくらいか把握しておかなくてはなりません。銀行と関わりのある会社ですが、銀行法ではなく、貸金業法で営業しています。そのため収入の3分の1を越える貸付はできません。他社の借入がすでにあり、その借入が総量規制対象の場合は、その金額も引かなくてはなりません。

UFJモビットを契約して、最初から総量規制ギリギリの金額まで借入ができるわけではありません。最初は少額からの契約となります。もし他の総量規制対象の借入が増えると、契約額が自動で減額されることもあるので注意が必要です。他に借り入れがなく、現在の契約額が収入の3分の1以下の場合は、枠の増額を申し込むこともできます。ある程度取引回数が増えてから申請すると、審査も通りやすくなるでしょう。

コールセンターに電話して増額を申し込むこともできますが、自動で枠が増えるシステムもあります。それはモビットが定期的に信用情報を確認して、総量規制の枠の中に収まっているかチェックしているためです。これが先ほど述べた自動で枠が減るシステムのからくりです。使いたいときに気づいたら減っていることもあるので、常に自分の借入額については把握しておくことが大切です。

モビットは比較的増枠に応じてくれやすい企業です。半年程度の取引でも100万円まで枠を増やしてくれることもあります。100万円以上の枠になると、金利が最大15%まで下げられるので、借入コストを抑えることが可能です。複数の金融機関から高い金利で借りるよりは、金利の低いところから借りたほうが有利なので、一箇所にまとめてみるのもいいかもしれません。

無事増額ができ、金利が下がったとしても借り入れすぎには注意が必要です。モビットは借入額が大きくなると、月々の支払も大きくなります。借入額が多いと低金利とは言え、その金利はばかになりません。簡単にお金を借りられる消費者金融は便利な存在ですが、借入と収入のバランスをしっかり見つめ、計画的な返済ができるように心がけなくてはなりません。

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