モビットの審査結果が遅くなる可能性と理由

モビットの審査結果が遅いことはあるのか？その場合の理由は何か

私はローン会社からお金を借りたことが一度もないのですが、最近の貸金事業者の評判もよくなっているので利用してみようかと思っています。特にモビットはさまざまなサービスがあり便利だと聞いたので興味を持っていましたが、先日友人から審査が遅いのではないかという話を聞きました。

モビットの審査結果の返事が遅いというのは本当でしょうか。また、遅くなる場合には何か理由があるのでしょうか。

申込者の状況により審査結果の返事が遅い場合もあり得ます

モビットにはパソコン、携帯電話やスマートフォンなどインターネット経由でローン契約に申し込める方法がありますが、申し込みの手続から審査結果がでるまで最短３０分という短時間の処理も可能となっています。しかし、ネット上の口コミなどでは審査の回答が５時間や３日もかかったという情報もあり、申込者が一律に短時間で処理されておらず状況によってばらつきがあることが推察されます。

貸金業界での競争の激しさが増すにつれ消費者金融をはじめ各カードローン事業者はさまざまなサービス強化に力を入れています。その中でも申込者の心理的抵抗や負担が大きいとみられる審査にかかわる一連の業務が重点的に改善されています。その結果、審査の手続きの簡素化、システム化や審査結果の短時間処理などが進められ手続きから結果が出るまで３０分程度で完了できる会社も現れ始めました。

モビットもその中の一社であり最短３０分で審査結果を回答できるシステムを実現していますが、ネット上の口コミの中には５時間かかったとか、３日もかかったという情報も流れています。つまり、モビットに申し込んだ場合、すべての人が３０分ほどで審査が完了するのではなく、人によってはもっと時間がかかる、審査時間にばらつきがあると考えられるのです。

モビットの審査内容は不明ですが、同社サイトのお借入診断やネット上の情報などを踏まえると、年齢、収入、職業、勤務先、勤続年数、家族状況、住居、資産、他社借入金額・件数や信用事故の有無などが審査項目として評価されるようです。そして、これらの評価が点数化されその結果に基づき総合的に合否が判定されるもの推察されます。

こうした審査システムでは必要な情報入力すれば短時間で結果が得られ判定できるので、審査完了までに３０分という短時間化を実現しているのでしょう。しかし、どのローン会社でも合否を決めかねる結果（点数）があるのではないでしょうか。例えば、合計点が５０点以上は合格、５０点未満は不合格という厳格な判定ルールがあった場合、４９点は審査に落ちることになります。

しかし、実際の融資において５０点と４９点の人での貸倒れリスクの差がどれほどあるか、どれほど貸倒率に差が生じるのかを判断することは難しいでしょう。そのような微妙な点数、結果の場合には別の評価が加えられる可能性があり、そして実際に行われれば時間が大幅に増えても不思議ではありません。実際のところは不明ですが、通常の判定方法以外の例外処理が存在し時間がかかることもあるのです。

申込者にとっては予想外に時間がかかり心配になると思いますが、こうした対応に対してモビットの審査が遅いと決めつけるのは適切とはいえないでしょう。通常の審査では適切な判断が下せないような場合には時間がかかるのだろうと認識しておいてもよいのではないでしょうか。