モビットと東京三菱の違いはなに

モビットと東京三菱のカードローンは何が違いますか

カードローンを利用したいのですが、はじめてのことでどこがいいのかわかりません。できれば知名度の高いところがいいと思っているので、馴染みのある銀行の名前がついているところがいいのかなって漠然と考えています。三井住友銀行のモビットと東京三菱のカードローンを比べているのですが、何がどう違うのでしょうか？

一番の違いは銀行か消費者金融か！

まずは、大きな違いとしては銀行か消費者金融かということです。三井住友銀行のモビットというと語弊があります。モビットは三井住友銀行グループの消費者金融ですが、銀行のカードローンとは違います。れっきとした消費者金融です。そのため、運営は貸金業法に則って行われています。しかしながら、東京三菱のカードローンは東京三菱UFJ銀行の商品になります。

銀行か消費者金融かで違うことは法律です。消費者金融は貸金業法に則って運営されており、東京三菱UFJ銀行のカードローンは銀行法に則って運営されています。この法律の違いで私達が感じるのは、一番が総量規制でしょう。総量規制とは年収の3分の1以上の貸付は禁じている法律です。この法律は貸金業法の中で定められています。ということは、モビットは総量規制の対象となり、東京三菱のカードローンは総量規制の対象外ということです。これにより、借入できる金額が変わってきますよね。

これが二つの一番大きな違いと言えるでしょう。しかしながら、モビットが消費者金融だとして、どうして三井住友銀行の名前がついているのでしょうか。

モビットは消費者金融の中でも銀行系の消費者金融と言われています。一昔前から消費者金融と銀行は提携するようなりました。互いの不足している部分を互いに補おうというのです。モビットはその中で三井住友銀行と手を組みました。そこから銀行系消費者金融と呼ばれるようになりました。（こちらもご参考にどうぞ→三井住友グループのモビットは審査が厳しい？）

銀行と手を組むことでモビットは銀行の安心感をイメージとしてつけることができ、強固な後ろ盾を得たわけです。東京三菱のカードローンと異なり、銀行のカードローンではありませんが、消費者金融の中では安心感が非常に高く知名度の高い消費者金融なのです。

他に消費者金融と銀行カードローンの違いとしては、銀行カードローンの方が金利が低いことですね。銀行は上で話したように銀行法に則っています。そのため、規制が貸金業法よりも融通が効くのです。それに比べると金利はどうしても高くなります。ただし、銀行カードローンは消費者金融に比べて審査が厳しいのが特徴です。銀行で通らなくても消費者金融だと審査が通るということもよくあることです。

借入方法や返済方法、利用限度額の違いはそこまでありませんが、上記のような違いが見られます。選ぶときはそれらを比較して、自分に合ったものを選ぶようにしましょう。